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広島、初アジア制覇へ日本勢決勝T進出一番乗り 19歳守護神・大迫、3戦連続完封

[ 2019年5月9日 05:30 ]

ACL・一次リーグF組   広島1―0広州恒大 ( 2019年5月8日    Eスタ )

広州恒大に競り勝ち決勝トーナメント進出を決め、喜ぶ広島イレブン
Photo By 共同

 F組の広島が5年ぶり2度目の決勝トーナメント進出を決めた。ホームで広州恒大(中国)と対戦し、前半15分に日本代表DF佐々木翔(29)のゴールで先制。その後も粘り強いディフェンスで3試合連続完封勝利を飾り4連勝。2位以内を確定し、初のアジア制覇へ第一関門を突破した。2連覇を狙うE組の鹿島は敵地でジョホールDT(マレーシア)に0―1で敗戦。1次リーグ突破は最終節のホーム山東魯能(中国)戦に持ち越された。

 広島の集中力が切れることはなかった。3試合連続完封を飾り、4連勝。1次リーグの首位通過を決め、19歳のGK大迫は笑顔を浮かべた。「全員が意思疎通をできていたし、ガミくん(野上)を中心にラインのコントロールもうまくできていた」

 今季から正守護神を任され、6月にA代表初招集が見込まれていることから、U―20W杯メンバーには選ばれなかった。「このW杯を目標に2年間やってきたので、行きたかった気持ちはある」。正直な思いを口にしながらも、気持ちは切り替えている。視察に訪れた森保監督からは「落ち着いてプレーしていた」と評価された。若き正守護神を含め全員が奮起し、広島が日本勢で一番乗りとなる決勝トーナメント進出を決めた。 

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