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リバプール、世界仰天の大逆転!ホーム4発でバルサ撃破、2年連続決勝進出

[ 2019年5月9日 05:30 ]

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦   リバプール4―0バルセロナ ( 2019年5月7日 )

得点を決めたジョルジニオ・ワイナルドゥム(右)(AP)
Photo By AP

 7日に1試合が行われ、昨季準優勝のリバプール(イングランド)がホームでバルセロナ(スペイン)に4―0で快勝。アウェー第1戦の0―3敗戦から2戦合計4―3と逆転し、2季連続で決勝(6月1日、マドリード)に駒を進めた。14季ぶり6度目の優勝を目指し、アヤックス(オランダ)―トットナム(イングランド)の勝者と対戦する。バルセロナは4季ぶりの決勝進出を逃した。

 優勝したかのような熱狂に包まれた。本拠地アンフィールドで奇跡を成し遂げたリバプールイレブンは抱き合って歓喜。クロップ監督は「このようなことは2度と起こらないだろう。これがサッカーだ」と感慨に浸った。 

 現行の欧州CLで第1戦の3点ビハインドからの突破は4度目。準決勝では初の快挙だった。強力3トップのうちエジプト代表サラー、ブラジル代表フィルミノを負傷で欠く厳しい状況で、代役のFWオリギ、MFワイナルドゥムがそれぞれ2得点と活躍。底力を示した。

 リスク覚悟のハイプレスと球際の強さでバルセロナを上回った。前半7分、FWマネが奪った速攻から、最後はこぼれ球をオリギが押し込み先制。後半から出場のMFワイナルドゥムが9、11分に連続ゴールを決めて2戦合計3―3に追いついた。指揮官が「天才的だ」と絶賛した“決勝点”が生まれたのは同34分。右CKのボールを置いていったん離れようとしたアレクサンダーアーノルドが、相手守備が整っていない隙を突いて素早く蹴り、フリーのオリギに合わせてゴールが生まれた。

 ACミラン(イタリア)との05年決勝で0―3から後半に追い付き、PK戦を制した一戦に匹敵する名勝負。クロップ監督は「それと比べる必要はない。自分たちでクラブの歴史に新たな一章をつくりたい」と頂点を見据えた。

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