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興梠「生涯レッズ」宣言!J1通算得点カズ超えにも意欲

[ 2019年2月12日 05:30 ]

「浦和に店を出すということは浦和で引退するということです」と話す興梠(撮影・篠原岳夫)
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 浦和のFW興梠慎三(32)が「生涯レッズ」とJ1新記録を約束した。浦和は11日、開幕前恒例のキックオフイベントをさいたま市内で開催。FW杉本健勇、DF山中亮輔ら新戦力もお披露目された中、約1300人が集結したサポーターのハートを鷲づかみにしたのが興梠だった。

 壇上で突然、宮崎の実家が営む「ローストチキン・コオロギ」のさいたま市への3月出店を告知。そして「浦和に店を出すということは、浦和で引退するということ」と続けたのだ。ローストチキン店の“浦和進出”もサプライズだが、宣伝と生涯レッズを同時に表明する離れ業で場内の喝采を誘った。

 当然、今季に懸ける意気込みの表れでもある。この日の練習でも形成した杉本との新2トップは進化の一途。「背の高い選手と組むのは初めて。心強い。最低でも2桁(得点)は取りたい」。今季も2桁得点となれば8年連続でJ1新記録。現在135点のJ1通算ゴール数も三浦知良(139点)を超え、歴代6位に躍り出る。

 特にフィジカル面で過酷を極めた沖縄合宿では体調不良で2度離脱したが復調。副主将としての決意表明では「選手は全てのタイトルを獲りたいと思っている。そのために沖縄でハードな練習を積んできた。僕以外は!」と興梠。最後まで完璧なオチをつけ、主役の座を譲らなかった。

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