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【中田浩二の目】青山&佐々木“広島組”手本としても貴重な存在

[ 2018年8月31日 09:00 ]

9月親善試合・日本代表23人発表

広島・青山敏弘
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 若返りを考え、W杯で出場機会の少なかった選手と、若手で実際に見てみたい選手が中心。メンバーを見る限り、広島時代やU―21と同様に3―4―3のシステムで、ボールを動かしながら戦うことが見て取れる。今回の2試合で多くの選手を実際に呼んでテストし、そこに今回招集していないW杯組の吉田、酒井宏、大迫、柴崎らを融合させて1月のアジア杯へ向けてチームをつくっていこうということだ。

 鍵となるウイングバックは室屋、車屋、伊東で運動量と技術がある。ボランチは青山、三竿健、大島、山口で、チームの軸になる選手。シャドーは堂安、中島、伊藤、南野で技術がある選手を呼んだ。青山と初招集の佐々木は広島で森保監督のサッカーを知っているだけに、手本としても貴重な存在となりそうだ。ただ、兼任監督の難しさも見える。実際にJリーグを視察する時間がなく、自分で追えないので今までの流れと、情報を重視したということだろう。 (元日本代表DF)

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