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FC東京 2戦連続の“仕上げのリンス”で首位との差5に縮める

[ 2018年8月5日 23:07 ]

 2位のFC東京は2戦連続の“仕上げのリンス”で、首位・広島との差を5に縮めた。後半15分に投入されたFWリンス(30)が同45分に右サイドで受けると、右足でニア上段を射抜く2戦連続の決勝弾。14年に国内3冠を果たしたG大阪でも長谷川健太監督(52)の下でもプレーしたFWは「結果が出てうれしい。最後まで諦めずに頑張れた」と振り返った。今夏に加入したばかりの切り札が機能し始め、“健太・東京”の勝利の方程式が出来上がってきた。

 この日は神戸のイニエスタをお目当てに今季初めてチケット完売。そのイニエスタは緊急帰国のためにベンチ外となったが、4万4801人が集結したホームで勝利を飾った。DF森重真人(31)は「これだけ入るというポテンシャルがある。自分たちが勝ち続けることで訪れる人も増える」と話し、DF太田宏介(31)も「やっている選手が楽しかったので、楽しさが伝わっていると思う」と語った。

 首位・広島の背中がうっすらと見え始めたが、長谷川監督は「まだまだ先は長い。足元すくわれるので、目の前の相手を見たい。広島を気にせず、1戦1戦やっていく」と兜の緒を締めた。

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2018年8月5日のニュース