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日本 “仮想ポーランド”ウクライナに1―2敗戦 槙野同点弾も後半競り負ける

[ 2018年3月27日 23:15 ]

国際親善試合   日本1―2ウクライナ ( 2018年3月27日    ベルギー・リエージュ )

<日本・ウクライナ>後半、交代する本田(左)をねぎらうハリルホジッチ監督(中央)
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 ベルギー遠征中のサッカー日本代表は27日、リエージュで世界ランク35位のウクライナ代表と国際親善試合を戦い、1―2で競り負けた。0―1の前半41分、セットプレーからDF槙野智章(30=浦和)のヘディング弾で同点としたものの、後半24分に決勝点を許した。

 同55位の日本にとって6月28日にW杯ロシア大会の1次リーグ3戦目で対戦する同6位ポーランドを想定した格上とのテストマッチ。日本は同遠征を2戦1分け1敗で終えた。

 1―1で引き分けた23日のマリ戦からスタメン8人を入れ替えて臨んだ日本。昨年9月5日のサウジアラビア戦以来、6カ月ぶりに先発に復帰したFW本田は3トップの右に入った。

 序盤から飛ばすウクライナに守勢となった日本は前半21分、相手のミドルシュートをDF植田が頭でクリアしようとしたものの、角度が変わってゴールに飛び込み、先制を許した。

 マリ戦に続き追いかける展開となった日本。ようやく同41分、MF柴崎の左サイドからのフリーキックに、ゴール前でフリーになった槙野が頭を合わせ、同点とした。

 同点のまま後半に入ると攻勢に出た日本。しかし同24分、右サイドを崩され、逆サイドに走り込んだ途中出場のDFカラワエフに右足でシュートを決められ、勝ち越された。期待された本田もゴールに絡めず途中交代。6月14日に開幕するW杯ロシア大会を控え、勝利はならなかった。

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