浦和　アフリカ王者撃破！クラブＷ杯５位で“高額賞金”獲得

クラブＷ杯５位決定戦   浦和３―２ウィダード・カサブランカ （ 2017年12月12日    アル・アイン ）

ウィダード・カサブランカ戦の前半、先制ゴールを決める浦和・マウリシオ（右）
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　クラブＷ杯５位決定戦がＵＡＥのアルアインで１２日に行われ、アジア王者の浦和がアフリカ王者のウィダード・カサブランカ（モロッコ）と対戦。ＤＦマウリシオの２得点などにより３―２で勝利した。目標だった欧州王者レアル・マドリード（スペイン）との対戦は叶わなかったが、賞金１５０万ドル（約１億７０００万円）を手にして大会を去ることになった。

　浦和は前半１８分にＤＦマウリシオが鮮やかなロングシュートで先制すると、同点に追いつかれた同２６分にはＭＦ柏木が左サイドを深くまで切り込んだＦＷラファエル・シルバからのクロスに飛び込み勝ち越しに成功。

　２―１で後半へと折り返すと同１５分、ＤＦマウリシオがゴール前でのこぼれ球をダイレクトで正確にゴール右隅へと蹴りこみ追加点。途中出場したＭＦ梅崎が負傷交代するアクシデントに見舞われ、終了間際にはＶＡＲ判定でＰＫを取られ１点を返されるも逃げ切り、クラブＷ杯を５位で終えた。

　今大会は優勝賞金５００万ドル（約５億６８００万円）。準決勝まで勝ち進めば最低でも２００万ドル（２億２７００万円）を獲得する可能性があった。