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ハリルJ連勝で大会V王手!小林&昌子の代表初ゴールで中国に勝利

[ 2017年12月12日 21:11 ]

<E−1 日本・中国>後半、先制ゴールをマークした小林   
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 サッカー男子のE―1選手権(旧東アジア杯)は12日、東京・味の素スタジアムで行われ、2大会ぶりの優勝を目指す日本(FIFAランク55位)は、中国(同60位)と対戦。FW小林悠(30=川崎F)とDF昌子源(25=鹿島)がそれぞれ代表初ゴールを決めて2―1で勝利し、大会Vに王手を掛けた。

 9日の北朝鮮戦では後半ロスタイムに井手口(G大阪)のゴールが決まり、苦しみながらも劇的勝利を飾った日本。この日は北朝鮮戦から先発7人を入れ替え、DF三浦(G大阪)、DF山本(鹿島)、DF植田(鹿島)、MF土居(鹿島)の4人が代表デビュー。1トップの位置に小林が入った。

 前半から日本が試合を支配。1年2カ月ぶりの代表戦出場となったMF大島(川崎F)が中盤で舵をとり、前線へ長短織り交ぜた効果的なパスを供給した。しかし、得点の匂いがし始めた前半27分、その大島にアクシデントが発生。右足でミドルシュートを放った際に軸足の左足ハムストリングを負傷し、無念の途中交代となった。

 前半を0―0で折り返すと、後半も無得点のまま時間が経過。FW川又(磐田)、FW阿部(川崎F)を投入して得点機会をうかがうと、後半39分に待望の瞬間が訪れる。倉田の縦パスをエリア中央で受けた川又が小林へラストパスを送ると、小林が一度はGKに阻まれながらも最後は左足で執念の代表初ゴールを決めた。

 直後の同43分には、相手GKが前に出ているのを見た昌子が超ロングシュート。ボールはゴールへと吸い込まれ、こちらもうれしい代表初ゴールとなった。

 試合終了間際にPKで中国に1点を与えたが、2―1で勝利し大会2連勝。16日に行われる韓国戦で引き分け以上であれば2大会ぶりの優勝が決まる。

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