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森保監督 ハンブルガー伊藤にエール「ポジションつかみ取って」

[ 2017年11月21日 12:29 ]

欧州視察を終えて帰国した森保監督
Photo By スポニチ

 サッカーの20年東京五輪代表を率いる森保一監督(49)が21日、欧州での視察を終えて成田空港着の航空機で帰国した。

 欧州では、ハリルホジッチ監督率いるA代表の活動や、ブンデスリーガ3試合を視察。19日にはシャルケ―ハンブルガーSV戦を観戦し、東京五輪世代のMF伊藤達哉(20)を直接チェックした。プレー時間は約35分間だったが「ボールを持ったら相手に仕掛けていく、ゴールに向かっていくところはあった」と回想。「プレーの評価については監督さんがいらっしゃるので。僕はコンディションのところや特徴を見られればなと思った」と振り返った。

 同クラブ所属の日本代表DF酒井高とともに3人で食事する機会もあったという。「まずはハンブルガーでポジションをつかみ取ってもらいたい」と期待を寄せた。

 帰国後の今後は、“視察行脚”に繰り出す。試合だけでなく「練習を回りたい。J1、J2。J3はどうか分からないですけど…」とさまざまなJクラブを訪問する意向。「代表で選手を見ることができる時間は長くない。選手は多くの時間を所属クラブで過ごしている。練習もどれだけ長く見られるか分からないが、行って、そのチームや選手の雰囲気を感じさせてもらえば」と話した。

 12月には初陣のM―150杯(タイ)、来年1月にはU―23アジア選手権(中国)が待つ。「悠長なことは言っていられないが、最初から先入観だけで決めるのではなく、いろんな選手を見た上でコアなメンバーを決められたら」と語った。

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2017年11月21日のニュース