関東第一　２年連続で開幕戦　佐賀東と激突！「良いプレーを」

組み合わせが決まり笑顔を見せる実践学園・尾前主将（左）と関東第一・小野主将
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　第９６回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選が２０日に都内で行われ、全国４８代表の対戦カードが決定した。１２月３０日の開幕戦は関東第一（東京Ｂ）と佐賀東（佐賀）の顔合わせ。関東第一は２年連続で開幕戦を戦うことになった。昨年優勝で第１シードの青森山田（青森）は初戦の２回戦で草津東（滋賀）と対戦する。

　２年連続の開幕戦を歓迎した。小野貴裕監督は「（抽選で）開幕戦を引くと予想していた。東京代表として少しでも良いプレーを見せたい」。独特の空気感は経験済み。気負うことはなかった。

　リベンジの機会だ。佐賀東とはコーチ時代の０７年インターハイ３回戦で対戦したが、「べらぼうに強かった。何もできなくて笑っちゃうくらい」と手も足も出ず０―３で敗れた。「負けたところとまた試合ができるのは巡り合わせ」と１１年越しの雪辱を期している。「相手は（８４回大会で優勝した）野洲（滋賀）みたいにうまい。ウチはフィジカル的に足を止めないようにしたい」と指揮官。２回戦敗退だった昨年大会を超えるため、まずは初戦突破に狙いを定める。