川崎F・GK鄭成龍が合流　悲願初タイトルへ気合　４日Ｃ大阪戦「出るのが目標」

ルヴァン杯決勝へ意気込みをみせる川崎FのＧＫ鄭成龍
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　ケガで別メニュー調整を続けていた川崎Fの元韓国代表GK鄭成龍（チョン・ソンリョン）が、１日の練習から合流を果たした。

　１０月２１日の敵地でのリーグ・広島戦で右太腿前を負傷し途中退場。先週の柏との天皇杯準々決勝、リーグ戦を欠場したが、負傷個所の痛みも「良くなってきている」ようで、チーム悲願の初タイトルがかかる４日のＣ大阪とのルヴァン杯決勝へ「ＧＫコーチと（鬼木）監督が決めること」としながらも「そこに出るのが目標です」と出場へ強い意気込みを語った。

　自身も昨季、チャンピオンシップ、天皇杯でともに鹿島に敗れ悔しい思いをしており「個人的にも、選手みんな、コーチ、スタッフ、みんなそういう気持ちがあると思います」。

　Ｃ大阪の正ＧＫで同胞の韓国代表ＧＫ金鎭鉉（キム・ジンヒョン）とは先週、連絡が来たことを明かし、「（ケガの状態の）探りだったのでは？（笑い）」と冗談交じりに話し、「（決勝で）会えたら嬉しいですね」とお互い健闘をたたえ合ったという。