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東口 広島戦失点辞さず“肉を切らせて骨を断つ”作戦で勝利を

[ 2017年8月8日 05:30 ]

G大阪の日本代表GK東口
Photo By スポニチ

 これぞ、「肉を切らせて骨を断つ」作戦だ!?G大阪は9日にアウェーで広島と戦う。今夏まで同僚だったFWパトリックやDF丹羽が在籍する中、日本代表GK東口順昭(31)は逆転の発想を口にした。

 磐田戦で1得点2アシストと全得点に絡んだパトリックの話題になると、守護神は冗舌になった。「決められたくない…とかのレベルじゃない。チームが勝たなアカン。決められてエンジンが掛かるなら決められてもいい」。もちろん失点しても良いというワケではない。ただ、元同僚に得点を許すことでチーム全体の闘争心に火がつくなら、個人の結果を犠牲にする覚悟だ。

 チームは5日の甲府戦で攻撃テンポが上がらず、試合終了間際に失点して0―1で敗戦した。首位・C大阪とは勝ち点9差の6位に後退。東口は「危機感を感じないといけない」と逆転優勝へ、これ以上引き離されるのは許されないと強調する。例年、チームは夏場に強いものの、7月以降は2勝3敗と黒星が先行。再び優勝戦線へ浮上するためにも広島戦での勝ち点3はマストだ。

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2017年8月8日のニュース