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名古屋、今夏放出は6選手に MF矢田が千葉、DF古林が仙台へ期限付き移籍 

[ 2017年7月23日 13:36 ]

 J2名古屋は23日、MF矢田旭(26)がJ2千葉へ、DF古林将太(26)がJ1仙台へ、それぞれ期限付き移籍することが決まったと発表した。期限付き移籍期間は両選手とも来年1月31日まで。矢田は契約により、名古屋と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 矢田は名古屋の下部組織から明大を経て2014年に名古屋に入団。翌15年にはリーグ戦34試合に出場するなどレギュラーに定着したが、今季のリーグ戦出場はなし。クラブを通じて「半年間J1復帰に向け、チームに貢献できるよう精一杯努力してきましたが、力になれず、自分の力不足に悔しさと怒りを感じています。自分を育ててくれた名古屋グランパスにかける思いは、誰にも負けないと思っています。ひと回りもふた回りも大きくなって、成長した姿を見せられるように、必死になって頑張ってきます」とコメントしている。

 古林は湘南から昨季名古屋に加入してリーグ戦28試合に出場したが、今季のリーグ戦出場は1試合のみ。「昨年末、必ずJ1復帰のために力を出しきると皆さんに誓ったので、このような報告をする事を、とても心苦しく思っています。なかなかチームの力になれない日々が続く中で、試合に出たいという気持ちが日に日に募り、たくさん悩みましたが今回の決断に至りました」とコメントを残した。

 名古屋はJ2リーグ戦24試合を終えて勝ち点37で6位。今夏はDF大武峻(24)とMF磯村亮太(26)がJ1新潟へ完全移籍し、DF高橋諒(24)はJ2湘南へ期限付き移籍、DFシャルレス(29)は契約解除が発表されており、矢田、古林を含めて6選手がチームを離れた。

 一方、今夏の加入選手としては、MFガブリエル・シャビエル(24)、DFイム・スンギョム(22)の加入と、来季新加入が内定しているMF秋山陽介(22=早大)とFW大垣勇樹(17=興国高)がJFA・Jリーグ特別指定選手に承認されたことが発表されている。

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2017年7月23日のニュース