Ｊ２名古屋ＭＦ矢田、Ｊ２千葉へ移籍　今季出場なし「力不足に悔しさと怒り」

　Ｊ２千葉は２３日、Ｊ２名古屋からＭＦ矢田旭（２６）が期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。移籍期間は２０１８年１月３１日まで。なお、契約により当該チーム同士の対戦においては出場できないことも併せて発表されている。

　三重県出身の矢田は身長１メートル７１、体重７１キロで、名古屋Ｕ―１５、同Ｕ―１８、明治大を経て２０１４年に当時Ｊ１だった名古屋入り。昨季Ｊ１リーグ戦１３試合に出場するなど３年間でＪ１通算６９試合に出場して２得点だったが、チームがＪ２に降格して風間監督が就任した今季はここまでＪ２リーグ戦出場がなく、公式戦は天皇杯２試合に出場しただけだった。

　矢田は千葉を通じて「ジェフユナイテッド市原・千葉の為に、自分の持てる力を全て出しきり、Ｊ１昇格に貢献出来るよう頑張ります。そして、ファン、サポーターの皆さんに１日でも早く認めてもらえるよう頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。

　名古屋を通じては、「半年間Ｊ１復帰に向け、チームに貢献できるよう精一杯努力してきましたが、力になれず、自分の力不足に悔しさと怒りを感じています。自分を育ててくれた名古屋グランパスにかける思いは、誰にも負けないと思っています。ひと回りもふた回りも大きくなって、成長した姿を見せられるように、必死になって頑張ってきます。良い時も悪い時も応援して下さったファン、サポーターの皆さんの、一つ一つの言葉が今の自分の励みです。本当にありがとうございました」と談話を発表している。