原口　フル出場でＰＫ献上も…外れてホッ「またかよと思った」

ブンデスリーガ （ 2016年10月14日 ）

ドルトムント戦でドリブル突破するヘルタＭＦ原口（中央）（ＡＰ）
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　ヘルタの日本代表ＭＦ原口は１４日、敵地でのドルトムント戦に左ＭＦで７戦連続のフル出場を果たした。１１日のＷ杯アジア最終予選オーストラリア戦から中２日の強行軍となったが、攻守にフル回転。試合後は「キツかったですけどいいリカバリーもできていた。よく９０分間動けたなとは思います」と振り返った。

　あわや…の展開だった。１―０で迎えた後半３０分、相手ＭＦ香川のシュートはペナルティーエリア内まで守備に戻った原口の手に当たりＰＫの判定。オーストラリア戦でもＰＫを献上している原口は「またかよ…と」。それでも今回は味方ＧＫの好セーブに救われた。「２戦連続なんであれを決められたらキツかった。助かった」と胸をなで下ろした。

　試合は終盤、追いつかれ１―１のドロー。再三、相手ＤＦラインの裏を狙うも有効なパスがなかった原口は「全然（ボールが）出てこない。代表戦では出てくるから取れるけど。見えないのかなあ」と無念さをにじませた。Ｗ杯最終予選で３戦連発中のアタッカーもヘルタでの今季初得点はまたもお預けとなった。