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G大阪 3年連続の決勝進出!遠藤が千金アウェー弾

[ 2016年10月10日 05:30 ]

ルヴァン杯準決勝第2戦 ( 2016年10月9日    日産ス )

<横浜―G大阪>後半、同点ゴールを決め祝福されるG大阪・遠藤(右手前)
Photo By 共同

 G大阪は0―1の後半18分、元日本代表MF遠藤保仁(36)が同点弾。引き分けに持ち込み、2戦合計で1―1となり、アウェーゴールの差で3年連続の決勝進出を決めた。15日に埼玉スタジアムで行われる決勝戦の相手は、1日のリーグ戦で惨敗した浦和に決定。リベンジを果たし、今季最初のタイトルをつかみ取る。

 第1戦を0―0で引き分け、アドバンテージがない状態で敵地に乗り込んだG大阪は、後半11分に先制され嫌な雰囲気が漂う。ただ、チームは冷静だった。7分後の同18分、DF米倉のヒールパスを受けたMF藤本がゴール前へ絶妙に折り返すと、GKの位置を確認した遠藤が同点弾を左上に突き刺した。

 「(先制されても)まだ30分ぐらいあったんで焦りはなかった。どちらにしても1点は取らないといけないと思ってた」

 第1戦を温存された大黒柱がトップ下で先発起用され仕事をすれば、横浜の反撃も封じ1―1で試合終了。アウェーゴールの差で3年連続の決勝進出を決めた。

 1日の浦和戦で第2ステージ制覇が絶望的となる0―4の惨敗を喫した。準決勝第1戦を控えた3日のミーティング。浦和戦の課題を集めた映像が流され、長谷川監督は「切り替え、球際、戦う気持ち。ベーシックな部分をしっかりやらないと勝てない」と選手に訴えかけ原点に立ち返った。

 15日の決勝はその浦和。「ここで負けたら、サッカー選手というよりも男としてダサい」とDF丹羽。2年ぶりの優勝しかない。

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2016年10月10日のニュース