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札幌・稲本 今季絶望 右膝前十字じん帯断裂で全治8カ月

[ 2016年6月7日 05:30 ]

4日の千葉戦の前半、担架で運ばれる札幌MF稲本

 札幌は元日本代表MF稲本潤一(36)が札幌市内の病院で精密検査を受け、右膝前十字じん帯断裂で全治8カ月と診断されたと発表した。

 前節4日の千葉戦(札幌ド)で負傷交代。軟骨、内側側副じん帯も損傷し、今月中に手術を受ける。今季中の復帰は絶望で来季に照準を合わせる。千葉戦で5試合ぶりに先発した稲本は前半13分に相手選手と接触した際、右膝をひねって負傷。

 診察結果を稲本と聞いていた佐川チーフトレーナーは「(本人は)冷静だった。ケガをした時点で覚悟ができていたのだと思う」と様子を伝えた。精神的支柱の長期離脱が、5年ぶりのJ1復帰に向けてリーグ首位を走るチームにとって、大きな痛手となるのは間違いない。

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2016年6月7日のニュース