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FC東京、上海上港に先勝 8強へ前進 水沼先制、決勝の2発

[ 2016年5月17日 21:37 ]

<FC東京・上海上港>前半44分、FW水沼がFKを直接ゴールし喜ぶFC東京イレブン

ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 FC東京2―1上海上港

(5月17日 味の素スタジアム)
 ACL決勝トーナメント1回戦第1戦は17日、味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が上海上港を2―1で下した。

 前半はFC東京がペースを握った。前半11分、FW前田がポストとなり、これを拾ったMF羽生がダイレクトで左に流し、MF米本が走り込むも相手DFに阻まれる。また、20分にはFW東がボールを奪って左サイドを駆け上がり、ゴールラインギリギリで切り替えしてフリーの米本にパス。これを米本がワントラップでシュートするもGKがキャッチして阻まれた。

 上海上港もキーマン、MFコンカのフリーキックから度々チャンスを作るも、決定的なシーンまでには至らない。その後もFC東京はDF森重から前線へのスルーパスが度々通り、前田がポストとなって米本や水沼につなぐも、決定的なチャンスには至らず。

 しかし41分、エウケソンのハンドでFKを獲得。これを水沼が直接ゴールを狙い、相手DFの足に当たってコースが変わり、ゴール。東京が先制点を獲得した。

 後半立ち上がりからは、上海上港が中盤でボールを支配し、10分にコンカがマークを振り切り前線右のFWルー・ウェンジュンがシュート。これをGK秋元がセーブするも弾いたボールをFWウー・レイが無人のゴールへ流し込み同点とした。

 追いつかれたFC東京は20分、ボールを受けた前田が左サイドを駆け上がってきたDF徳永に流すと逆サイドに走り込んできた水沼にクロスを送り、これをボレーシュートで決めて勝ち越した。

 その後は攻守にスピーディーな展開となるも、スコアは動かず。奮闘の末、2-1で勝利を手にした。

 2得点の活躍を見せた水沼は「しばらく点が取れてなかったので、今日にかける思いは強かったのですが、2点目もうまく合わせられてほっとしてます」と話した。

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2016年5月17日のニュース