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手倉森監督 トゥーロン国際でU―23世代に“成り上がり指令”

[ 2016年5月17日 05:30 ]

トゥーロン国際に出場するため羽田空港から出国する手倉森監督

 18日開幕のトゥーロン国際大会(フランス)に出場するU―23日本代表が羽田発の航空機で出発した。

 リオデジャネイロ五輪の前哨戦ともいえる同大会は海外のスカウトも熱視線を注ぐ国際舞台だけに、手倉森監督は選手20人に“成り上がり指令”を出した。「インターナショナルな目に留まるチャンスがあるという話をした。これからもっと上を目指すなら、この大会は物凄くチャンスになる」。目先の試合だけでなく、海外へ売り込む重要性を説いた。

 U―23世代で臨む最後の大会。リオ五輪メンバー選考の分岐点でもあり、久保や室屋、中島らケガ人の代役となる選手の力量を測る。「(選ばれた選手に)またチャンスが巡ってきた。そのチャンスをつかむかつかまないか。この大会で決まる」と指揮官。若手世代の見本市ともなる舞台で輝くことがリオ五輪にも直結していく。

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2016年5月17日のニュース