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米本 ACL上海上港戦へ守備職人として“エースつぶす”

[ 2016年5月17日 05:30 ]

ACL決勝トーナメント1回戦へ向け調整するFC東京MF米本

 FC東京のMF米本拓司(25)が、17日の上海上港とのACL決勝トーナメント1回戦第1戦(味スタ)で“エースキラー”の本領を発揮する。

 相手は13年に当時所属した広州恒大をACL制覇に導いたMFコンカとFWエウケソンや、中国代表FWブ・ライを擁する強力布陣。攻撃陣をいかに抑えるかが重要な鍵となる中、ボランチの米本も「まずはアウェーゴールを許さないことが重要」と守備の重要性を口にした。

 いわずと知れた守備の職人。4月6日のACL1次リーグ江蘇蘇寧戦でも、敵地でかつてチェルシーでプレーしたMFラミレスを抑え、チームに貴重な勝利をもたらした。これには敵将のペトレスク監督も「あの7番にやられた」と舌を巻いたほど。今回も針の穴を通すようなパスで攻撃陣の起点となるコンカのつぶし役が期待され、米本も「(自由に)やらしたくない気持ちは強い」と力を込めた。

 試合には日本代表のハリルホジッチ監督も視察予定。「プロである以上、日の丸をつけてプレーしたい気持ちある」と話す米本が、まずは相手の司令塔を抑え勝機を見いだす。

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