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C大阪 JFLに負けた…主力温存裏目で天皇杯1回戦敗退

[ 2015年8月30日 05:30 ]

 第95回天皇杯全日本選手権は29日に開幕し、キンチョウスタジアムなどで1回戦23試合が行われ、J2C大阪はFC大阪に1―2で敗れた。前回覇者G大阪など4チームは16強による4回戦から登場。決勝は来年1月1日、東京・味の素スタジアムで開催される。

【試合結果 天皇杯組み合わせ】

 失態を犯したC大阪の選手たちに、ブーイングとともに強烈な野次が浴びせかけられた。「サッカー辞めちまえ、ボケ!」「へたくそ!」。前半にJFLのFC大阪にセットプレーから2点を献上。後半29分にFW永井がゴールを奪い、さらに同32分に相手に退場者が出て反撃を強める。だが、決定機を多くつくれないまま1―2で敗れ、09年以来となる6年ぶりの初戦敗退となった。「きょうの敗北の責任はすべてわたしにある」とアウトゥオリ監督。日本代表MF山口ら主力を温存し、直近の大分戦から先発9人を入れ替えた采配は完全に裏目に出た。かつ、普段は出場機会が少ない選手たちの奮起が足りなかったことも確か。MF吉野が負傷退場するなど、新たな不安要素も出てきたC大阪。簡単に受け入れられない敗戦だが、気持ちを切り替えてJ1昇格にすべてをぶつけるしかない。

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2015年8月30日のニュース