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神戸 7発大勝!会場変更生かしクラブのJ1最多得点更新

[ 2015年8月30日 05:30 ]

<神戸・鳥栖>前半ロスタイム、レアンドロは勝ち越しゴールを決め歓喜のダッシュ(右は三原)

J1第2S第9節 神戸7―1鳥栖

(8月29日 神戸ユ)
 神戸ユニバー競技場で鳥栖と対戦した神戸が7―1で圧勝した。本来の本拠地ノエスタの芝の状態が悪いために良ピッチを求めて決断した会場変更。24本のシュートを浴びせてFWレアンドロ(30)とFW渡辺千真(29)がそれぞれ2得点するなど、クラブのJ1史上最多得点で連敗を免れた。

 良ピッチで圧巻のゴールショーだ。鳥栖に先制を許しながらも自信を失わない神戸は、パスをつなぎ相手DFの裏に飛び出し、そしてつくり出したチャンスを確実に決めていった。後半開始15分間には怒とうの4ゴールを決め、終わってみればクラブのJ1史上最多となる7得点。「ヴィッセルの記憶に残るゲームだ」とネルシーニョ監督は満足げに振り返った。

 今季はノエスタの芝が荒れた影響で思い描いたパスサッカーが遂行できず、指揮官の激怒から今回の会場変更につながった。その効果はあまりに劇的。不規則バウンドの心配がなくなったことで足元を見ずにボールを操ることが可能となり、1プレーごとの質とスピードが上がった。今後はナビスコ杯準々決勝の柏戦、そして天皇杯初戦と続く。2得点の渡辺は「大事な連戦が続くし大量得点で勝ててよかった」と手応えを口にした。

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2015年8月30日のニュース