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日本初!!“夢の15分間”大儀見&永里姉妹がW杯同時出場

[ 2015年6月18日 05:30 ]

<日本・エクアドル>姉妹同時出場を果たした永里(左端)と大儀見(右から2人目)

女子W杯1次リーグC組 日本1―0エクアドル

(6月17日 ウィニペグ)
 夢の瞬間は後半30分に訪れた。大野に代わって永里がピッチに上がる。大儀見、永里が日本男女を通じて初のきょうだいW杯出場を果たし、直後には2人のパスワークから好機が生まれた。

 試合後には軽くハイタッチ。「あまり緊張しなかった。(姉のことは)ピッチに立つ時には考えていなかった」と永里は話したが、本心を見透かすように大儀見は「まさか出てくるとは思わなかった。フワフワした感じで入ってきた」と笑った。真っ先に「両親の顔が浮かんだ」と言い、「(姉妹出場は)意識していないけど、10年たった後に意識すると思う」と話した。

 13年に永里が大儀見を追ってポツダムに移籍。日テレ以来、同じユニホームに袖を通した半年間は、姉は助け舟を出さずに厳しく接した。その後は別々の環境を歩むことで、互いのサッカー観を知りたくなった。プレーについて深い話ができるようになったのも最近だという。「(姉妹出場は)いろいろな意味がある」と大儀見。次なる目標は姉妹でのW杯制覇だ。

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2015年6月18日のニュース