清水ＦＷ加賀美、２１歳バースデー弾で公式戦連敗止める！

誕生日ゴールを狙う加賀美

ナビスコ杯予選リーグＢ組 清水―仙台

（4月22日 アイスタ）
　清水は２２日、本拠でナビスコ杯・仙台戦を迎える。２１歳の誕生日を迎えるＦＷ加賀美は「ここに照準を合わせてきた。誕生日に点を取れたら気持ちいい」とバースデー弾を誓う。

　今季は３月１８日のナビスコ杯・山形戦（ＮＤスタ）でベンチ入りしただけで出番はない。だが、練習試合では３月２３日の大体大戦で先制弾。今月１３日の湘南戦でも２発と結果を残し「好不調の波がなくなってきた。ボールが転がってくる感じ」と手応えを得る。なかなかトップの試合に絡めない現状でも「結果を残すしかない」と腐らず練習に取り組んできた。

　今月上旬にはＪ３のクラブから期限付きでの獲得オファーを受けた。「チャンスだと思った」と前向きに考えたが、相談した同期のＭＦ石毛から「４、５月はナビスコもあるし、おまえの出番は絶対ある」と諭され残留を決意。その選択が間違っていなかったことを証明するためにも「得点。それしかないと思う」と決意を強くする。

　チームは公式戦７連敗中。敗れれば３年連続ナビスコ杯予選敗退となるだけに「加賀美翔がのし上がっていけるか。それくらい大事な試合」と背番号３３。ユース時代からゴールを量産してきたアイスタで最高のバースデーを飾る。