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鈴木啓太告白 ベンチ外の理由は不整脈「どうにもならない気持ち」

[ 2014年12月1日 05:30 ]

2試合連続でベンチ外となっている浦和の元日本代表MF鈴木

 8年ぶりのリーグ優勝を目指す浦和の元日本代表MF鈴木が30日、2試合連続でベンチ外の理由が不整脈であると告白した。運動するには問題がない軽度の症状だが、起こり得るリスク回避のため出場を見送った。

 鈴木は「どうにもならない気持ち。捻挫とかならチャレンジができるんだけど…」と複雑な表情で明かした。優勝の懸かった12月6日の最終戦名古屋戦出場の可否はペトロヴィッチ監督、チームドクターと相談しながら5日に決定する。

 異変があったのは11月3日のアウェー横浜戦。体調不良で前半のみで青木と交代し、15日の川崎Fとの練習試合でも10分余りでピッチを退いた。翌日に埼玉県内の病院で検査した結果、不整脈と診断。現在は薬を服用し、チームドクターと相談しながら練習をこなす。心拍計を身に着ける日もあるという。

 チームは最近2試合とも試合終盤に失点し、首位から陥落。06年リーグ優勝を経験する33歳ボランチ不在の影響も否定できない。鈴木は「力になれないのは残念だけど違う役割もある。チームのためにできる限り力を使いたい。自分を含めて諦めている選手はいない。厳しい状況だけど信じている」と話した。

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2014年12月1日のニュース