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清水 ノヴァコ弾で天敵撃破!降格圏脱出の15位に浮上

[ 2014年10月23日 05:30 ]

新潟戦に勝利し、ガッツポーズをする清水・ノヴァコヴィッチ(左は新潟・松原)

J1第29節 清水2―1新潟

(10月22日 アイスタ)
 清水はホームで新潟に2―1で勝利。前回対戦までリーグ戦6連敗だった天敵撃破で、15位に浮上し降格圏を脱出した。

 残留に向けて大きな意味を持つホーム2連戦の1試合目。先制は清水だった。前半12分、FW大前の右CKをDF平岡がニアで流し、ファーサイドに詰めていたMF石毛が頭で叩き込んだ。背番号8にとってはC大阪戦以来2戦ぶりの得点。視察に訪れたU―21日本代表の手倉森監督の前で、存在感を見せつけた。

 今季の清水は前節までのリーグ戦で、先制すれば8勝1分け2敗と高い勝率を誇っていた。“必勝パターン”に持ち込みたかったが、後半27分、新潟DF大井に同点弾を被弾。それでも後半45分、右サイドをえぐったMF村田のクロスを、FWノヴァコヴィッチが決め2―1と勝ち越した。

 この試合を中継した静岡放送が県内各紙に載せた中継テレビ欄の左端を縦読みすると「残留へ思いはひとつ」。平日夜ながらアイスタに駆けつけた8000人余りのサポーターだけでなく、応援する全ての人の思いに応え、貴重な勝ち点3を獲得した。

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2014年10月23日のニュース