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G大阪 連勝ストップ…首位と勝ち点差5で逆転Vへ“崖っぷち”

[ 2014年10月23日 05:30 ]

<柏・G大阪>後半、絶好の決定機を迎えるもGK桐畑(左)にシュートを止められるG大阪・宇佐美

J1第29節 G大阪0―1柏

(10月22日 柏)
 崖っぷちに追い込まれた。G大阪が、12年以降は1分け5敗と苦しめられてきた“天敵”柏に終了間際に失点を許し、0―1で敗北。連勝が7でストップし、首位・浦和との勝ち点差は、残り5試合で5に広がった。

 決定力不足に泣いた。リーグ9試合ぶり、公式戦16試合ぶりとなる無得点。エースFW宇佐美も相手の厳しいマークを受けて不発に終わった。後半24分、今野とのワンツーから相手GKと1対1になるも決めきれず、「キーパーまでかわすとか、もう1つアイデアが必要だった。決めていれば展開も変わったし、責任は大きいと感じています。やっちゃいけない試合だった」と唇をかんだ。

 中盤をダイヤモンド型にする“3バック対策の布陣”がハマり、守備面は安定していた。本来のボランチではなく中盤の左に入った今野も「先に点を取れば勝てていた。悪くなかった」と内容には手応え。それでも、V戦線から一歩後退の黒星に「最悪。正直、超痛いし、ズッシリこたえる」と本音がこぼれ出た。

 ただ、浦和との直接対決も残っており、まだまだ可能性はある。リーグ戦4試合ノーゴールとなった宇佐美は「連勝は、いつかは止まる。大事なのは次から」と奮起を約束。「シーズンが終わるまで勝ち続けたい。その1つ目が(次節)FC東京になるようにしたい」と残り全勝を誓って、前を向いた。

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2014年10月23日のニュース