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なでしこカナダ遠征で国内&欧州組融合「来年に結びつけていく」

[ 2014年10月3日 05:30 ]

 仁川アジア大会で準優勝したなでしこジャパンが羽田空港着の航空機などで帰国した。戦力の底上げを目指しながら連覇に挑んだが、決勝で北朝鮮に完敗して課題を突きつけられた。

 今月21日から行われる来年6月開幕のW杯開催国のカナダ遠征について佐々木監督は「欧州組と国内組を融合させた中で見たい。欧州組を見ていないので把握したい。欧州組を集め、若手との融合を確認したい」と説明。これまでは国内組の見極めに注力していたが、カナダ遠征はFW大儀見(チェルシー)、DF熊谷(リヨン)らなでしこの主力である欧州組も加えてふるいにかける。「来年に結び付けていく形になる」と指揮官。W杯本番の人工芝会場でカナダと2試合戦う“予行演習”はW杯メンバー絞り込みで大きな分岐点となりそうだ。

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2014年10月3日のニュース