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ベルギー代表DFファンブイテンが現役引退 02年W杯で日本と対戦

[ 2014年8月15日 11:35 ]

引退を表明したベルギー代表DFファンブイテン(AP)

 ベルギー代表DFダニエル・ファンブイテン(36)が14日、現役引退を表明した。ファンブイデンは昨季シーズン終了後に、契約満了でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を退団していた。

 W杯ブラジル大会で全5試合フル出場を果たしたファンブイデンは「今年1月からW杯でコンディションが万全であるように最大限の努力をしてきたが、身体への負担が大きかった」と語り、アンデルレヒト(ベルギー)など複数のオファーに対しては「ここ数週間、コンディションを最高のレベルで維持しようと試みたが、身体がもう可能でなかった。クラブの期待に応えることができない」と断ったことを明らかにした。

 ファンブイデンは母国シャルルロワでプロデビュー。スタンダール・リエージュ(ベルギー)、マルセイユ(フランス)、ハンブルガーSV(ドイツ)を経て、06年夏バイエルン・ミュンヘンに加入。4度のリーグ制覇、4度のドイツ杯制覇に貢献し、12―13シーズンには欧州チャンピオンズリーグを制して、クラブ史上初の3冠を達成した。ここ3シーズンは控えDFとして、出場機会が減っていたが、現役通算で488試合に出場し、60得点を挙げている。

 ベルギー代表としても01年A代表デビュー以来、84試合出場で10得点を記録。02年W杯日韓大会では全4試合にフル出場し、1次リーグ初戦では日本と対戦し、2―2で引き分けている。

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2014年8月15日のニュース