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四中工、桐光に雪辱!1年生・森島が冷静判“弾”

[ 2014年1月4日 05:30 ]

<四日市中央工・桐光学園>前半31分、四日市中央工・森島(14)が決勝ゴール

全国高校サッカー選手権 四日市中央工1―0桐光学園

(1月3日 ニッパ球)
 四日市中央工(三重)が桐光学園(神奈川)にリベンジを果たした。昨年度は2回戦で同会場で2―4で敗れた因縁の相手。

 0―0の前半31分だった。1年生MFの森島が中盤からドリブル。前線にボールを出すと、オフサイドの位置にいた井手川が触ろうとした。線審は一度はオフサイドフラッグを上げたが、森島が手と「OK」という声で先輩FWの動きを制したため、笛は鳴らず。自ら前線に抜け出すと右足でゴールに叩き込んだ。

 「(井手川が)触ったらオフサイドというのは分かっていた」と、冷静な判断でもぎ取った決勝点。樋口監督も「1年生とは思えない」と絶賛した。昨年度は既に入学が決まっていたためスタンドから観戦した森島は「先輩もリベンジだと言っていたし、自分もそういう気持ちはありました」と胸を張った。

 これで準優勝した11年度以来、2年ぶりに8強に進出した。指揮官は「選手権はそんなに甘くない」と言いながらも「(2年前と)似ているところはある。風は吹いているなという感じはしますね」と国立行きへ手応えを感じていた。

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2014年1月4日のニュース