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退任のクルピ監督 熱烈サポにC大阪ホーム有終の白星贈る!

[ 2013年11月27日 05:30 ]

Jリーグ・第33節 C大阪―鹿島

(11月30日 長居)
 最終章はハッピーエンドで締めくくる。C大阪のレヴィー・クルピ監督は26日、今季限りでの退任が正式発表されてから初めて口を開き、その心境を語った。

 97年に初来日、07年からは長期政権を築きのべ7年に及んだセレッソでの監督生活。「クラブの予算を考えるとタイトルを目指すのは難しいが、それが可能だと示すことができた。若手を育てることもできた。いい仕事ができた満足感はある」と遠慮することなく自画自賛した。

 香川(マンチェスター・U)らを代表選手へと導くなど、今やJを代表する指揮官となったブラジル人監督。今後については未定ながら、唯一決定しているのが来年1月末の自伝の出版だ。いまだ完成していないその結末には、今季の最終戦を付け加えるつもりでいる。「最終章に浦和戦(12月7日、埼玉)の話を書く可能性はある」と逆転優勝の望みは捨てていない。

 そのためにも大阪ラストゲームとなる次節・鹿島戦(30日、長居)での勝利が必要だ。前売り券は順調な売れ行きを見せ、4万人以上も視野に入れるビッグゲーム。有終の白星を大阪のサポーターにプレゼントする。

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2013年11月27日のニュース