×

磐田 関塚監督の退任発表 後任候補にドゥンガ氏ら

[ 2013年11月27日 05:30 ]

今季限りでの退任が発表された磐田の関塚監督

 来季J2に降格する磐田は26日、関塚隆監督(53)の今季限りでの退任を発表した。長沢徹ヘッドコーチ(45)、服部健二GM(40)も退任する。

 昨年のロンドン五輪で日本代表を44年ぶりにベスト4に導いた関塚監督は森下仁志前監督の解任を受け、5月末に就任。しかし、チームを立て直すことができず32節までの18試合を戦い2勝7分け9敗。現在、17位でJ2降格が決まっていた。

 当初クラブ側は指揮官に対して続投を要請し、交渉を重ねてきたが、高比良社長は「最終的には先週(退任が)決まった。1年という短期間でJ1に戻すとなった時、彼が目指すサッカーを浸透させるにはもう少し時間がかかる。来季のチームづくりについての考え方が一致できなかった」と退任理由を説明。関塚監督は「残留という目標があったが、実現できず責任の重さを感じている。監督として(目標を)成し遂げられなかったのは初めて。苦い経験になった」と無念をにじませた。

 後任人事に関して高比良社長は「今月中に何らかの形で人選を終えたい」と語った。磐田OBのドゥンガ氏、元大分のシャムスカ氏ら実績のある外国人監督を中心に交渉を進めていく方向だ。

続きを表示

2013年11月27日のニュース