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オランダ戦見どころ 真っ向勝負どこまで通用するか

[ 2013年11月16日 07:50 ]

練習を見つめるザッケローニ監督

国際親善試合 日本―オランダ

(11月16日 ゲンク)
 真っ向勝負を挑む日本の戦いが、どこまで通用するかがオランダ戦の最大のポイントとなる。チームは10月にW杯出場権がないセルビア、ベラルーシに連敗。チーム内には結果を求める選手の声もある一方で、主導権を握るサッカーを目指すザッケローニ監督の方針はぶれてはいない。

 前線からボールを奪いにいく積極的なプレスや、細かいパスをつないで崩すスタイルは理想的だが、相手が強くなるほどリスクも増える。プレスをかいくぐられれば中盤にスペースを与えることになり、ショートパスをカットされればカウンターを食らう可能性も上がるからだ。プレスでは行く場面と行かない場面の意思統一、カウンター対策は選手が置き去りにされるような単純なパスミスを減らすことなどが重要になる。ロッベンを筆頭に破壊力ある選手がそろうだけに、一歩間違えば、大量失点の可能性もあるチャレンジ。万が一、大敗した場合には、中2日のベルギー戦でも理想追求の姿勢を貫くかどうかも見どころとなりそうだ。

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2013年11月16日のニュース