ザック監督必勝法見つけた “サイドチェンジ封じ”を徹底

[ 2013年11月16日 07:49 ]

練習を見つめるザッケローニ監督(左は本田)

国際親善試合 日本―オランダ

(11月16日 ゲンク)
 オランダ伝統のサイド攻撃を封じるため、ザッケローニ監督は“サイドチェンジ封じ”の徹底に時間を割いた。

 関係者によると、冒頭の15分を除いて非公開で行ってきた連日の練習では4―2―3―1、3―4―3の両システムで守備のポジショニングを入念に確認。今野は「守備ではいかに相手の良さを消すか。相手は伝統の4―3―3布陣でサイドにいい選手がいる。相手にスペースを与えないためには、サイドを変えさせないことが重要になる」と語った。

 通常、第1ディフェンダーはゴールまでの最短距離を消すため、ボールとゴールを結ぶライン上に立つことが基本だが、今回は中央方向へのパスコースを大胆に切りながらプレスを掛けることで、相手の中盤より前でのサイドチェンジを阻止。攻撃される方向を限定して狭いスペースに誘い込み、数的優位をつくってボールを奪う狙いがある。吉田は「両サイドの選手の能力が高いので、広いスペースで1対1をつくられないようにする必要がある」と説明した。

 W杯ブラジル大会の第1シードから漏れる可能性が高いオランダだが、FIFAランクは現在8位。日本は6月のコンフェデ杯でブラジル、イタリア、メキシコを相手に3試合で9失点し、8月14日のウルグアイ戦では4失点を喫するなどFIFAランク上位国にはことごとく大量失点を重ねてきた。アジアでは鉄壁を誇った守備も世界では通用せず、今回はザッケローニ監督が相手の特長を消すことに特化した守備の戦術を導入した。簡単にサイドチェンジを許せば、ロッベンら快足ウイングに空いたスペースを自由に使われ、大量失点を招きかねない。ザックジャパンはオランダの“両翼”から自由を奪うことで勝機を見いだす。

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