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プロ生活18年…日韓W杯盛り上げた“赤モヒカン”戸田が引退

[ 2013年11月15日 13:24 ]

2002年6月、トレードマークのヘアースタイルで日本代表の会見に臨んだ戸田

 サッカーの元日本代表MFで2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で主力として活躍した戸田和幸(35)が今季限りで現役を引退することが15日までに分かった。

 14日に自身のブログを更新。「引退。」とエントリーした戸田は「今シーズンを持って現役からの引退を決めました」と明かし、「決してやり切ったわけでも満足できたわけでもありませんがここが終わらせるタイミングだと自然に思える時がついにきました」とつづった。

 戸田は神奈川県の名門、桐蔭学園から1996年に清水入り。日本代表が16強入りしたW杯日韓大会では、真っ赤に染めたモヒカンヘアが話題を集めた。W杯後は清水から英国プレミアリーグのトットナムに移籍。オランダ1部ADOデンハーグでもプレーするなど、プロ18年間で5カ国のべ11チームでプレーした。昨季は当時J2だった町田(現JFL)に所属したが、2試合の出場にとどまり、今季はシンガポール1部のウォリアーズFCに所属していた。

 通算成績はJ1が271試合4得点、J2が26試合2得点、日本代表が20試合1得点。

 引退後については「今後の人生何をしていくか、まだ何も決めれていません。時間が必要だと思います」とし、「皆さん、本当に長い間お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いします」と結んでいる。

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2013年11月15日のニュース