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メキシコ 国内組躍動で5得点圧勝!9万人が歓喜

[ 2013年11月15日 05:30 ]

5点目のゴールを決め喜ぶメキシコのマルケス

14年W杯予選大陸間PO第1戦

 14年W杯ブラジル大会予選大陸間プレーオフ第1戦の2試合が13日に行われ、北中米カリブ海4位のメキシコはホームでオセアニア1位のニュージーランドに5―1で大勝。6大会連続のW杯出場に大きく前進した。ホーム&アウェー方式の第2戦は20日に行われる。

 メキシコがW杯に近づく得点を決めるたび、9万人を集めたアステカ・スタジアムは歓喜のるつぼと化した。

 北中米カリブ海最終予選10試合で7得点の不振がうそのような5得点での大勝。9月から3度の指揮官交代の末に就任し、初采配を勝利で飾ったエレーラ監督は「ハッピーだ。選手は全力で素晴らしい仕事をしてくれた」と笑った。

 “エース外し”が的中した。予選で不振だったFWエルナンデス(マンチェスターU)ら欧州組を招集せず、全員が国内組。標高2240メートルの高地に慣れた選手は運動量で相手を圧倒し、ボール支配率は72%に達した。相手に分があると見られていたCKでもタイミングを外す工夫で2ゴールを奪った。エレーラ監督は敵地の第2戦に向けて「0―0の気持ちで」と気を引き締めつつ「W杯切符を持って帰国する」と高らかに宣言した。

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2013年11月15日のニュース