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遠藤流血も…ガンバ J1“昇格目前”足踏みドロー

[ 2013年9月23日 06:00 ]

<松本・G大阪>敵地で引き分け、肩を落とす遠藤(左端)らG大阪イレブン

J2第34節 G大阪2-2松本

(9月22日 松本)
 昇格へ小休止だ。J2第34節は9試合があり、1年での昇格へひた走る首位G大阪はアウェーで松本と2―2の引き分け。2位神戸が3位徳島を下したため、勝ち点71で2チームが並び、得失点差でかろうじてトップを守った。プレーオフ(3~6位)進出を狙う京都は鹿児島・鴨池で富山を3―2で破った。

 結末は妥当だった。G大阪がロチャの2ゴールで一度は逆転しながら追いつかれてドロー。ゲームは支配したものの、クラブ最多1万7千人超の観客の後押しを受けて最後まで走り抜いた松本と勝ち点1を分け合った。

 警戒していたはずの相手武器にやられた。2失点はセットプレーとロングスローから。長谷川監督が要注意ポイントに挙げ、練習で対策を施すも、ミスも絡んでは防ぎ切れなかった。今野は「イメージしていた通りだったし、対応したつもりだったけど上回られた」と渋い顔。アウェーでは6戦連続で先制点を献上し、指揮官は「先制されると苦しくなると言ってたんだけど…」とサバサバと振り返った。

 右目上から流血しながら奮闘した遠藤も「大部分支配していたし、勝ち点1をポジティブにとらえたい」と淡々。昇格目前での足踏みの悔しさを胸に秘め、前を向いた。

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