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CSKA本田 今季1号FK弾!トップ下先発で勝利に貢献

[ 2013年7月29日 06:00 ]

ロコモティフ・モスクワ戦の前半、FKで先制ゴールを決めるCSKAモスクワの本田(左)

ロシアリーグ CSKAモスクワ2-1ロコモティフ・モスクワ

(7月28日)
 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(27)が28日、ロコモティフ・モスクワ戦で今季初得点を決めた。0―0の前半18分、ペナルティーエリア右、約25メートルで得たFK。ゴール右上に突き刺し、CSKAでは実に11年8月20日トム・トムスク戦以来2年ぶりのFK弾でチームの2―1勝利の立役者になった。

 この日は昨年12月9日、モルドビア・サランスク戦以来のトップ下で先発。前半14分には独走して相手ゴールに迫り、的確な判断でパスも散らして攻撃の中心になった。ACミランから獲得オファーが届く中、スルツキ監督は「冬までは時間が十分ある」と貴重な戦力として残留に期待。また28日付のソビエトスポーツによるとギネル会長は「欧州CLで(ミランの違約金提示額)200万ユーロ(約2億6000万円)以上をもたらすのを助けてくれる」と今夏の放出を否定したという。

 ミランとの移籍交渉は、クラブ間の違約金(移籍金)の差額が埋まらず、今夏の移籍が成立するかどうかはクラブ間に委ねられている。本田は試合後「お疲れさま」と2回繰り返し、足早にスタジアムを後にした。

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