×

大一番にピリピリ厳戒 騒動防止に渋谷のスクランブル交差点封鎖

[ 2013年6月4日 19:49 ]

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場を懸けた4日のオーストラリア戦。日本代表がホームでW杯切符を手にすれば初めてという大一番だけに、会場の埼玉スタジアム(さいたま市)や、若者が集まる東京・渋谷では多くの警察官らが警備に当たり、厳戒ムードに包まれた。

 徹夜組も含め、朝から大勢のサポーターが集まったスタジアム周辺。埼玉高速鉄道浦和美園駅からスタジアムに続く約1キロの道には4日午後、埼玉県警浦和東署員や警備員が立ち、事故や混乱がないよう目を光らせた。

 渋谷駅前のスクランブル交差点はサッカーの日本代表戦や年越しカウントダウンのたびに数千人が集まり、お祭り騒ぎになるのが恒例だ。渋滞や、酒に酔った若者の転落事故なども起きていた。

 このため、警視庁は交差点周辺を「整理区域」とし、試合終了前の午後9時ごろから明確な用事がある人を除いて立ち入りを制限して“封鎖”。機動隊員ら数百人規模で警戒することにした。

続きを表示

2013年6月4日のニュース