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日本ピンチ!高徳&岡崎 独杯決勝進出で豪州戦ぶっつけ合流に…

[ 2013年4月19日 06:00 ]

フライブルクを下して決勝進出を決め、観客の声援に応えるシュツットガルトの岡崎(左)と酒井高

ドイツ杯準決勝 シュツットガルト2-1フライブルク

(4月17日)
 ザックジャパンに新たな「難題」が浮上した。日本代表DF酒井高徳(22)、FW岡崎慎司(26)のシュツットガルトは17日、ドイツ杯準決勝のフライブルク戦に2―1と勝利し、6月1日の決勝(対バイエルンM、ベルリン)に駒を進めた。フル出場した酒井高は「負ける気がしないという感じだった」と満面に笑み。試合終盤に交代出場した岡崎も「(波に)乗っているフライブルクに勝ったというのは凄く大きい」と喜んだ。ただし、4日にはW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(埼玉)が控えており、2人はぶっつけで合流することが避けられない状況だ。
【W杯アジア最終予選】

 日本サッカー協会の原博実技術委員長は「酒井高と岡崎の合流は(6月)3日になる」と明言。5月30日の強化試合ブルガリア戦の招集も不可能で、4日のオーストラリア戦に向け、万全のコンディションを保つことすら難しい状況となった。特に酒井高は、左膝半月板損傷で長期離脱となったDF長友佑都(26=インテル・ミラノ)の“代役”として期待されている。

 シュツットガルトとしては来季の欧州リーグ出場権も獲得し喜ばしい限りだが、ザックジャパンには何とも複雑な勝利となった。

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