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鹿島 次期監督もブラジル人 候補にトニーニョ・セレーゾ氏

[ 2012年12月5日 06:00 ]

 鹿島が来季の監督をブラジル人にする方針を固めたことが4日、分かった。鈴木満常務取締役強化部長が「総合的に判断して(来季監督を)ブラジル人にすることを決めた。これから調査を進めたい」と明言した。

 クラブはジョルジーニョ監督に来季の続投要請をしたが、家族の問題を理由に固辞されて今季限りの退任が決定。日本人を含めて来季監督の選定を進め、ロンドン五輪代表監督の関塚隆氏も有力候補に挙がっていたが、94年から続くブラジル人路線を継続することが最適と判断された。

 関係者によると、既に候補は3人程度に絞り込まれており、鈴木常務は「鹿島のサッカーを知っているに越したことはないが、それが絶対条件ではない」と説明。有力候補に挙がるトニーニョ・セレーゾ氏を筆頭にJリーグ監督経験者を中心にリストアップしているとみられる。今後は条件面などの調査を行い、15日をメドに候補を一本化する方針だ。

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2012年12月5日のニュース