なでしこ岩渕が独移籍　２部ホッフェンハイムに

　サッカー女子のなでしこリーグの日テレは２８日、日本代表のＦＷ岩渕真奈（１９）がドイツ２部リーグのホッフェンハイムに移籍すると発表した。関係者によると、皇后杯全日本選手権終了後の来年１月にドイツに渡る予定。ホッフェンハイムの男子は１部リーグで、宇佐美貴史が所属する。

　岩渕はクラブを通じ「（ロンドン）五輪という素晴らしい経験もでき、次こそチームの中心として試合に出たいという目標ができた。そのため、海外の大きな選手やスピードがある選手を相手に練習できる環境に身を置くことを決めた」とのコメントを出した。

　身長１５５センチと小柄で、スピードと鋭いドリブルが武器。２００８年のＵ―１７（１７歳以下）女子ワールドカップ（Ｗ杯）で最優秀選手に輝き、日本代表で昨年の女子Ｗ杯初制覇やロンドン五輪銀メダルに貢献した。１月と８月に右足小指の手術を受けたが、順調に回復しているという。