Ｇ大阪　残留へ望みつなぐ勝ち点３も　次節にも降格の可能性

清水―Ｇ大阪　後半、自身２点目のゴールを決め、喜ぶＧ大阪・倉田

Ｊ１第３２節 Ｇ大阪３－１清水

（11月17日 アウスタ）
　１６位と崖っぷちのＧ大阪は降りしきる雨の中、アウェーで清水を退け、貴重な勝ち点３を手にした。

　前半２４分、ＭＦ倉田の今季５ゴール目で先制。後半３分にＰＫを与えて追いつかれたが、すぐさま同７分、右サイドからのセンタリングにＦＷレアンドロが頭で合わせて勝ち越し。助っ人はチームトップを独走する今季１４点目。同１９分には倉田のこの日２点目でダメを押した。

　しかし、１４位・大宮、１５位・神戸も勝ったため、勝ち点差は縮まらず次節にも降格の可能性が残ったまま。松波監督は「自分たちは１試合１試合、勝つことだけ。残り２試合も勝ちます」と逆転Ｊ１残留を見据えた。