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赤嶺ヘッド2発も…仙台、痛恨ドローで首位奪回逃す

[ 2012年11月17日 16:51 ]

鹿島と引き分け、サポーターにあいさつする柳沢(左端)ら仙台イレブン

J1第32節 仙台3-3鹿島

(11月17日 カシマ)
 痛すぎるドロー。試合終了のホイッスルとともに、仙台イレブンはがっくりと肩を落とした。前節終了時点で首位・広島とは勝ち点2差の2位。残り3試合に逆転Vを懸けていたイレブンの気迫も、勝利には届かなかった。

 アウェーで先制点をもぎとった。前半12分、MF菅井の右クロスに合わせ、ファーサイドに走りこんだFW赤嶺が鮮やかなヘディングシュートでゴールネットを揺らした。さらに22分には、MF太田のシュートのこぼれ球にFWウイルソンが詰めて加点。その後、1点を返されたが、39分に再び赤嶺が今季通算13得点目となるヘディングシュートを鮮やかに決め、前半を3-1で折り返した。

 しかし後半、厳しい結果が待っていた。開始早々の2分、大迫のゴールで1点差に詰め寄られると、鹿島にペースを握られた。そして31分、FW興梠にこの日2得点目を許し同点に追いつかれた。

 まさかの3試合連続ドロー。勝ち点1は積み上げ、首位・広島に1差と肉薄したものの、首位浮上のチャンスを逃した。残り2試合。悲願の初Vへ、勝ち続けるしかない。

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