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五輪日本代表 44年ぶりのメダル獲得へ モロッコは比較的くみしやすい?

[ 2012年4月25日 06:57 ]

抽選会を終え、質問に答えるロンドン五輪サッカー男子日本代表の関塚隆監督

ロンドン五輪組み合わせ抽選

 ロンドン五輪男子サッカーの組み合わせ抽選で、日本は1次リーグD組に入り、昨年U―21欧州選手権を制した強豪スペインと初戦で激突することになった。

 モロッコ、ホンジュラスも軽視できない。「まさに各大陸の強豪が集まった、やりがいのあるグループだと実感している」と関塚監督。

 ただ、かつて大宮、京都を率いたピム監督が指揮を執るモロッコは不気味だが「アフリカでも身体能力よりも組織で勝ち上がってきた」(関塚監督)というアフリカ勢の中では比較的くみしやすい相手。5月のトゥーロン国際大会(フランス)で対戦するため対策も立てやすい。ホンジュラスも過去に1次リーグ突破の経験はなく、日本は組織的なサッカーで勝機をうかがう。

 2位突破なら十分に狙えるだけに指揮官は「今からしっかり準備をして1次リーグを突破し、メダルに向けてやっていきたい」と表情を引き締めた。44年ぶりのメダルへ、ターゲットは定まった。

 ▼日本協会・小倉純二会長 男子はスペインが強敵だが、手堅く戦えばベスト8は確実だと信じている。女子はどの組も力が均衡して分けられた。初戦がカナダというのも戦力を集中できる相手だと思う。男女とも日本には良い組み合わせ。

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