沢は南アフリカ警戒「対戦したことのない国」

ロンドン五輪組み合わせ抽選

　なでしこジャパンの面々もロンドン五輪の組み合わせの結果を心待ちにしていた。２２日のリーグ戦・福岡ＡＮ戦で良性発作性頭位めまい症から復帰したばかりのＭＦ沢穂希は南アフリカを警戒。「アフリカ勢では過去にナイジェリアと対戦したことがあるが、今回は対戦したことのない国も入っている。どこのチームと対戦してもベストを尽くすだけ」とコメントした。

　ＦＷ川澄奈穂美は相手にかかわらず、なでしこ流のパスサッカーを貫き通すことを誓った。「どのチームと対戦するかではなく、なでしこがどのようなサッカーをして勝つかが重要だと思う」。対戦国については特に言及しなかったが「組み合わせが決まったので、トレーニングの時から対戦相手のことをイメージしていきたい」と完全に五輪モードに切り替えた。

　相手が判明したことで、どの選手もモチベーションを上げた様子で「まずはメンバー（１８人）に入れるように気を引き締めたい」とＤＦ近賀ゆかり。今後は、メンバー入りを懸けたサバイバルレースが激化する。