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大分、プレーオフ不参加も…3億の返済めど立たず

[ 2012年4月25日 19:57 ]

 経営再建中のJ2大分の青野浩志社長は25日、株主総会後に開いた記者会見で、Jリーグから融資を受けていた3億円の返済について、いまだめどが立っていないことを明らかにした。

 返済が必要なのは、公式試合安定開催基金から借り入れた6億円のうちの未返済分。ことし10月中に完済できなければ、J1昇格をかけて戦うプレーオフへの参加資格を失う可能性がある。青野社長は会見で「3億のハードルは高いが、あらゆる角度から社内で方策を検討している」と話した。

 また、昨年2月から今年1月までの前年度収支については、純利益が1億3400万円となったと報告。一方で、債務超過額は9億1800万円にのぼるとした。

 大分は現在、5勝1分け3敗でリーグ6位。今季から導入されるプレーオフでは、シーズン終了後に3~6位のチームがJ1昇格をかけて戦う。

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2012年4月25日のニュース