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香川 26日ハノーバー戦メンバー入りなら緊急招集も…

[ 2012年2月26日 06:00 ]

ウズベキスタン戦で日本代表に緊急招集される可能性が出てきたドルトムントのMF香川

 ドルトムントのMF香川真司(22)が、ウズベキスタン戦に緊急招集される可能性が高まった。

 15日の練習中に左足首のじん帯を負傷し、18日のヘルタ戦を欠場。まだ実戦復帰を果たしていないため、この日の発表ではメンバーから漏れたが、既に21日の練習からチームに完全合流している。

 原技術委員長は「クラブ(ドルトムント)と連絡を取り合っている。試合がやれる状態であれば、呼びたいと思っている」と26日のハノーバー戦でメンバー入りすれば追加招集に踏み切る方針を示した。ドルトムントの関係者は香川のメンバー入りが濃厚であると話しているだけに、あとはクラブ側のGOサインを待つばかりとなった。

 ウズベキスタン戦は6月に始まるW杯アジア最終予選前の最後の一戦。新戦力のFW宮市らとの連係面を確認する意味でも貴重な時間となる。香川は10年10月のザックジャパン発足時からチームの中心として活躍する絶対的エース。ウズベキスタン戦は右膝半月板手術から復帰したばかりのMF本田(CSKAモスクワ)の招集を見送るため、ザッケローニ監督は背番号10の招集に強いこだわりを持っている。

 日本協会は欧州にスタッフを派遣して、香川の患部の状態を細かくチェック。この日の会見で指揮官は「欧州のスタッフがフォローしていた」と強調し「先週末に負傷したが、チームに合流して既に3日たつ。11日の試合(レバークーゼン戦)を見て状態の良さに疑いはないし、練習を休んだのも3日間だけ。問題はない」と語気を強めた。

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2012年2月26日のニュース