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闘莉王 V逃すも胸張る「普通だったら優勝している勝ち点」

[ 2011年12月4日 06:00 ]

<新潟・名古屋>「0-1」の勝利のスコアを背に悔しそうな表情の闘莉王(左)

J1第34節 名古屋1―0新潟

(12月3日 東北電ス)
 逆転Vを逃したが、名古屋の闘莉王は晴れやかだった。ハーフタイムに、柏が2点リードしていることを知り、チームは落胆。それでも玉田のFK弾で最終戦を白星で飾った。

 くしくも柏の相手は、闘将が04~09年に在籍した浦和。古巣の援護なく2位に終わったが「最後にちゃんと勝ったのは良かった。普通だったら優勝している勝ち点」と胸を張った。

 一時は柏との勝ち点差は10に開いたが、夏場には16戦不敗のクラブ記録を樹立。得点王のケネディの活躍などもあり6連勝で締め、勝ち点を71まで積み上げた。クラブは昨季に続き今季も赤字を計上する見通しで、オフの大型補強を見送る方針。来季も指揮を執るストイコビッチ監督は「強いサッカーをした自負がある。来季も情熱を持ってやりたい」と雪辱を誓った。

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