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サッカーは「業務」…初優勝を支えたINAC神戸の好待遇

[ 2011年11月13日 13:39 ]

<INAC神戸・AS狭山>優勝を決め、セレモニーで喜びの表情を見せる沢(前列左から2人目)、川澄(同4人目)らINAC神戸の選手たち

なでしこリーグ・第17節 INAC神戸4―0AS狭山

(11月12日 ホームズ)
 INAC神戸がリーグ初制覇を果たした。ホームでAS狭山と対戦し、主将のなでしこジャパンFW川澄奈穂美(26)のゴールなどで4―0と快勝し、初タイトルを手にした。今季はMF沢穂希(33)、FW大野忍(27)らが加入。なでしこジャパンの主力を7人も擁する豪華メンバーで無敗のまま頂点に立った。

 10年前に設立されたINAC神戸にはサッカーに専念できる環境がある。沢ら4人がプロ契約を結び、それ以外の選手もグループ企業の社員として雇用され、サッカーが「業務」となる。好待遇に引き寄せられ、今季から沢らが加入。世界一のなでしこジャパン7人を擁するドリームチームが完成した。

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